# BoF: 今後の Debian にほしい機能や仕組みを整理する - イベント名 - 東京エリアDebian勉強会 2019年12月度 - 開催日時 - 2019-12-22(日) 17:50-18:20 - 場所 - 荒川区立町屋文化センター 第四会議室 - 参加者 - 野首、前田、吉田、吉野、杉本 - このドキュメントのライセンス - GPLv3 ## 出てきた意見 - IM/かな漢字変換関連 - kkcの辞書 - sskの辞書を使っている - encodingはUTF-8ではない古い文字コードになっている - 今後の課題 - 辞書の文字コードを変換する必要がある - 文字コードを変換して動作するかの確認が必要かもしれない - 変換の成功例のテキストデータをどうやって増やすか - 普段入力しているテキストと確定した変換をログに残す方法を実装できないか - そのデータを辞書データに反映できれば精度や語録が増える - 技術的にはできそうだがプライバシーの問題がある(キーロガーと機能的に同じため) - 「入力メソッド飲み会2019」というイベントがある - 毎年年末に開催している模様 - 来年こそminiconfを日本でやりたい! - linuxで動かしているwebアプリの開発環境の構築 - macOSの環境でlinuxで動作するwebアプリを開発している人が多いように感じる - homebrewの環境で試行しながら構築している人を見かけるがビルドエラーなどが出て大変そうに見える - ubuntuやdebianなどのセルフ環境で開発するのは慣れると楽 - linuxをセルフ環境で扱うことに慣れていない人は、慣れているwindowsやmacOSを使おうとする気がする - そのため、実際linuxのネイティブ環境で開発できる人は少ない - WindowsやMacOSを使いつつlinuxのwebアプリを開発するベタープラクティスを提案してみるとニーズがあるのではないか - 例:Visual Studio CodeでRemote開発 - 例:windowsやmacOSでdockerを使いlinux環境でwebアプリを開発する方法 - コンテナ - flatpak、snappyはいい感じの技術と思う - winepakはイマイチだった - debianのdebootstrapで作ったコンテナは他のディストリビューションより小さい - ゲストOSとしてdebianを採用してもらえると、debianユーザが増えたと考えることもできる - ホストOSだけでなくゲストOS、dockerやk8sなどのコンテナとしてdebianを訴求する考えはあるかもしれない - nftables - サーバの終了時に現在動作しているルールを保存してくれるのか気になる - iptables-persistentは保存してくれていた - systemctl stop nftablesの動作を調べてみたところ、保存せずに終了する動作をしている - 保存した方が便利な場合もあるので機能追加できないか - stretchからbusterに移行するとき、実際どうするのがよいか - stretchのiptablesのルール設定ファイル(rules.v4、rules.v6)はbusterのiptables-nftで読める - dist-upgradeでstretchからbusterへアップグレード後でも、ルール設定ファイルはそのまま使える - busterでiptables-nftで投入したルールは、"nft list ruleset"コマンドで出力できるようだ - iptablesからnftablesへ移行するための設定ファイルの変換はこの手順が使えそうな予感がする - イベントのセミナーで「iptablesからnftablesへの移行」を発表してはどうか 以上