MiniDebConf Japan 2025を開催!

開催日: 2025-09-06 (土)

開催場所: 北海道旭川市 旭川北洋ビル 北洋ホール

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採択済の講演一覧

タイトル 発表者 講演形式 時間 使う言語(発表、資料) 概要
Debian JP Server Administration / Debian JPのサーバ管理 安井 卓 単独による発表 ショート(20分) 日本語、英語 Debian JP Projectは、スポンサー企業のみなさまにリソースを提供していただき、独自にサーバを管理しています。サーバリソースは2社により2台のVMを提供していただいていますが、仮想化技術LXCを活用し、それぞれの機能を独立して配置しています。これらの設定の多くはAnsibleによって構成管理されており、両サーバリソースのどちらでも動くように設計しています。これらのサーバの管理や、直近での変化などをかいつまんで共有します。
So… What is Ubuntu to Debian, Really? 柴田 充也 単独による発表 ロング(45分) 日本語、英語 Ubuntu pulls packages from Debian, patches them (sometimes helpfully, sometimes not), and boldly declares it a new distro. But what is Ubuntu, really? A remix? A fork? A distant cousin who borrows your stuff and never returns it? In this talk, we’ll take a lighthearted yet honest look at how Ubuntu is made from Debian, what changes along the way, and how (and when) Ubuntu gives back. Topics include Ubuntu’s sync process, Launchpad vs. BTS, “fixed in Ubuntu only” bugs, and how Debian developers can coexist with or even benefit from Ubuntu’s… enthusiasm.
地域とともに歩む 〜北海道におけるエンジニアコミュニティと次世代育成 三谷 公美,
佐々木 洋平
共同発表 ロング(45分) 日本語、日英併記 北海道で活動する一般社団法人LOCALおよび北海道地域情報セキュリティ連絡会(HAISL)の取り組みをご紹介します。LOCALはHAISLと連携し、セキュリティ人材育成事業「Security College for Youth(SC4Y)」の運営にも携わっています。本セッションでは、北海道に根ざしたエンジニアコミュニティの活動や、次世代育成に向けた取り組みを広く知っていただくことを目的に、事例を交えてご紹介いたします。
北海道のLinuxコミュニティの成り立ちとこれから 小岩 秀和 単独による発表 ロング(45分) 日本語、日本語 北海道のLinuxコミュニティは1998年のhlug(北海道Linuxユーザーグループ)からはじまりました。hlugからDoLUCへの変遷そして現在まで、おもに北海道や札幌を中心にLinuxやフリーソフトウェア、その他のITコミュニティの活動に携わってきた経験をもとに、本発表では、失われつつある2000年前後のLinuxコミュニティの活動を紹介しながら、地域におけるコミュニティ活動の意義や目的について議論します。
Securing Embedded Linux Using Various Debian Mechanisms 豊岡 拓 単独による発表 ショート(20分) 日本語、英語 EMLinux is a framework for building embedded Linux, and integrates Debian packages into embedded Linux target images via another open source software called meta-debian or isar. The security of embedded Linux can be improved by utilizing Debian packages and continuously applying their updates. EMLinux also implements CVE inspection and SBOM generation functions, which leverage existing Debian artifacts and mechanisms. In this talk, I will present how EMLinux benefits from Debian and share the challenges we have found in its development.
BoF: Ask not what your distro can do for you, ask what you can do for your distro やまねひでき BoF ロング(45分) 日本語、日本語 こんなことが実現できたらいいな、こんなことをDebianでやろうとしています、こんな面白そうなことをDebianでやってる人が居るようですよ、という情報交換をしましょう。
Debian 13 trixieで変わった64bit time_t 移行について 杉本 典充 単独による発表 ショート(20分) 日本語、日本語 Debian 13 trixieの大きな変更のひとつにコンピュータの2038年問題への対応があり、32bitアーキテクチャのほとんど(i386は除く)でtime_t型が符号付32bit整数から符号付64bit整数に変更されます。代わりに、変更されたライブラリと昔にビルドした実行ファイルの間で互換性がなくなり、アプリケーションがこれまで通りに動かない問題が発生します。このトークでは2038年問題に関する技術的な解説とDebianパッケージを作成する人がDebian 13 trixie向けにdebianパッケージを提供する場合に気をつけるポイントを解説します。
DebConf25参加報告 吉田 俊輔,
鈴木 崇文
共同発表 ショート(20分) 日本語、日本語 フランスのブレスト市で開催されたDebConf25に参加し、セッション参加の他、Volunteerで運営側についても経験してきました。またDebConf27の日本招致に向けての活動もしてきましたので、その紹介をします。
【2025-07-31追記:発表者の方の都合により発表なしとなりました】メトリクス取得から機械学習による異常検知 齋藤 雄介 単独による発表 ショート(20分) 日本語、日本語 Log から機械学習による異常検知のサンプル実装をご紹介します。