日比野
啓
![]() |
こんな感じ
日本語の文字の表示幅がアルファベットと同じだと判定されてしまっているので、 結果的に日本語で書かれた行の長さが倍ぐ らいになってしまっています。
簡単に言えば、 タイプライターのようなものです。 いろいろなデバイスに対して印字を行なうことができるシステムになってい ますが、 man では文字端末に文字の幅と高さを考慮しながら印字をしていきます。
以前のバージョンの groff では日本語の文字の表示幅がアルファベットの倍であることを unicode の code point の範囲で設定 してありました。 groff にはもともと code point の範囲で文字の幅を指定する機能が無いため、 その機能の追加と日本語文字の 表示幅を倍にするパッチがあててありました。
更新されたバージョンにおいては日本語対応のパッチが当たらなくなってしまっていますが、 やはり同様の対処を行なう必要 がありそうです。
第
62 回東京エリア Debian 勉強会 2010 年 3 月
____________________________________________________________________________________________